歩行者側も渡りたい意思を伝える
全国の運送会社・バス会社の皆様、こんにちは!
運輸業様向け労働時間管理システム・安全管理システムのJICONAXです。
こんにちわ。営業チームの藤牧です。
昨今の情報過多社会の中で、ついつい見逃してしまう記事やトピックがありませんか?
テレビや新聞で繰り返し報道されていれば、記憶に残りますがそればかりではありません。
それでも、私は見逃しませんでした。
日本経済新聞にも先日掲載されたこちらのニュース。
2019年で一時停止率が全国最下位だった三重県。
そんな残念な報道を目にし、高校生たちがどうやったら信号機のない横断歩道で停止してくれるのか実証実験を行ったという。
(写真は実際の現場とは異なり、イメージです)
実はこの実験。
ちょうど1年前に私がブログで投稿したものと極めて似ているではありませんか。
1年前に一時停止率最下位のニュースを聞いて、私は「歩行者側のアピール不足」も原因の一つではないか?と仮説を立てました。
そして、通勤時に交通量の多い信号機のない横断歩道で、
①なにもせずに律儀に止まるのを待つ
②進行中の車両を見つめて“待ってます”アピール
③少し体を前のめりにして、笑顔で手をあげて“止まってください”アピール
の3パターンの効果測定を試みました。(結果、③が有効でした)
三重県の一時停止率最下位問題に関しては、2020年にはすでに最下位を脱出して、14位まで急上昇しています。
その背景には、てっきり西川さんが発見した「デーモン閣下ポスター」の影響とばかり思っていましたが、
高校生がこのように課題解決のための探究活動に取り組む姿勢に三重県内のドライバーたちの意識も変わってきたのでしょう。
この記事によると、高校生も、
3パターンを用意し、それぞれどれだけの車が止まってくれるのかの停止率を算出したそうです。
結果は、最も効果的なパターンと非効果的なパターンとでは、停止率の割合に50ポイント近く差が出たとのこと。
(有料記事のため、ざっくりとした表現にしております)
私と高校生とでは、実験の内容は違いますが、
「歩行者側も渡りたい意思を伝えることが大切」という結論は同じになりました。
さて、今回の一時停止率の改善は、データをもとに、現状を把握し、仮説を立て、対策を打ったことで改善に至ったといえます。
そのためにも、まずは「数字の見える化」が重要になっていきます。
JICONAXは運送会社の勤怠管理から事故記録、教育記録などあらゆる記録をデータとして一元管理、見える化に特化したシステムです。
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ちなみに、今回調査してくださった三重県立神戸(かんべ)高等学校は開発チーム赤松さんの母校だそうです。
では、今日もどうぞご安全に!
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