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フードは視界をさえぎる

運送会社・バス会社に特化した労働時間管理システム・安全管理システムのJICONAX
全国の運送会社・バス会社の皆様、こんにちは!
運輸業様向け労働時間管理システム・安全管理システムの
JICONAXです。

 

皆さんこんにちは。
西川です。

先日のことです。
私が車を運転中、最近流行りの速い自転車が私の少し前を走っておりました。
その自転車の男性は、パーカーのフードを被って走行していたので、なにやら危険を感じた私は少し距離をとっていました。
案の定、自転車はいきなり道の真ん中を横切って右折。
ちなみに右折した後に、後方から車が来ていないか確認しておりました。(順番が逆やわ!!ってツッコミを入れたくなりました)

何事もなかったとはいえ、一歩間違えれば大事故です。
とはいえ自転車の男性も、わざと飛び出してきたわけではないと思うので、おそらく私の存在には気づいていなかったと思います。
イヤホンをしていたのかは不明ですが、パーカーを被っていたので視界は狭かったはず。

今回は私がお伝えしたいのは、被りものをしている人には注意が必要ということです。
自転車の男性はパーカーのフードを被っていましたが、これは雨具でも同じことが想定されますので、JAF様のテストの結果を交えてその危険性をお伝えできればと思います。

下の図は、後方から近づく車に気づく距離を雨具(フード付)の有無(晴天時および雨天時)で比較したもの。(JAFユーザーテスト)

JAF 雨具を着て自転車に乗ると、聞こえづらい?見えづらい?(JAFユーザーテスト)

フードを被ると視界が悪くなり、周囲の音も聞こえづらくなる。
それは当たり前のことですが、ここで注目したいのはトラック。
図をご覧いただければわかりますが、トラックの場合、雨具なしと雨具ありの差が大きいことがわかります。
つまり、トラックのような大きな音でも、雨具ありの場合は聞こえにくいということなんですね。
もちろん雨の音も影響しているとは思いますが。

大事なのは、トラックを運転する方がそういう事実があるということを認識すること。
このテストは雨具ですが、おそらくパーカーのフードでも同じようなことが想定されます。
雨の日はお互い注意していますが、晴れの日では注意力が低下しますので、そこはお互いの意識が大切です。

ドライバーの皆様、晴れの日でもフードを被った自転車にはお気をつけください。
また、フードを被って自転車を運転される方は、視野や聴力が低下することを十分意識して運転してください。

みんなが安全を意識すれば、必ず事故は防げます。

では、今日もどうぞご安全に!