運転者
全国の運送会社・バス会社の皆様、こんにちは!
運輸業様向け労働時間管理システム・安全管理システムのJICONAXです。
こんにちわ、藤牧です。
4月に入り、新年度が始まりました。
それに伴い、様々な制度が改正されました。
成人年齢が18歳に引き下げられたり、男性が子育てしやすい環境(産後パパ育休)になったり、中小企業でも同一労働同一賃金が義務化されたり・・・。
特に、日々の暮らしの中でも、電気料金や食料品など様々なものが値上がり、家計の負担も増すばかりです。
燃料価格の高騰が止まらない中、タイヤ価格まで値上げされました。
一体、どうしたらいいんだ・・・
と思わずボヤきたくなる中、先日、ある本に出会いました。
「運転者」
愛媛県出身の喜多川泰さんによって執筆された小説です。
サブタイトルには「未来を変える過去からの使者」というキャッチーなフレーズが添えられています。
運送業と関わりのある方だと「運転者」を「ドライバー」と変換してしまいそうですが、「ドライバー」ではなく「運転者」です。
実は、喜多川泰さんの著書はこれまでに11冊ほど読んできました。
そして、そのどれもに喜多川ワールドが詰まっており、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる作品ばかりでした。
今回の「運転者」も例外ではなく、逆境に立ち向かう人々に勇気を与える作品だと思います。
「運転者」とは、「運を転ずる者」のことです。
内容について是非読んでいただきたいので紹介はしませんが、「運転者」はこういった言葉を残しています。
“運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌のときに最大になるんです”
チャンスは誰にでもあるが、上機嫌でいない人はそれに気づかない、ということです。
逆に上機嫌でいることで、どんどんチャンスを手に入れることができる。
誰でもできる簡単なことなのに、私たちは予期せぬことが起きた時や、物事がうまくいかない時にそのことを忘れてしまいます。
さらに、作品の中で、「運とはポイントカードのようなもの」と比喩しています。
ポイントカードは貯めてから初めて使うことができます。
貯めてもないのに「自分は運がない」「なんで自分ばかり・・・」と思ってしまう方は、
溜まっていないポイントカードをレジで出しているようなものです。
そう思うと、ちょっと自分が恥ずかしくなりますね。(溜まってないポイントカードを出す自分も、ボヤく自分も…)
では、どうやって運を貯めるのか。
是非、「運転者」を読んでみてください。
そして、運送業界でも「運転者」を「ドライバー」ではなく、「運を転ずる者」として認知できるようになれば、大きな変化が生まれそうな気がします。
「あの時、あの場所で、あの会社の運転者に出会ったから・・・」なんてことになればいいですね。
ちなみに、私はオーディオブックで「運転者」を聴きました。
移動中に本を読める(聴ける)のは、ありがたいですね。
乗務中にも聴けますので、是非、ご活用してみてください。
audiobook公式サイト
実は、昨日、嘘のような本当の話が起こりました。
子供たちを連れて実家に寄ったとき、食卓テーブルにこの本が置いてありました。
母が職場の課長から「これ、読んでみて!150ページくらいから涙が止まらないから。」と勧められたそうです。
2019年に初版発行されたのに、このタイミングで母もこの本と出会うとは…。
では、今日もどうぞご安全に。
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