少しでいいから手を上げる
全国の運送会社・バス会社の皆様、こんにちは!
運輸業様向け労働時間管理システム・安全管理システムのJICONAXです。
皆さんこんにちは。
西川です。
事故ゼロブログといえば、横断歩道ネタ。
過去のブログ(最下位脱出!、歩行者側も渡りたい意思を伝える)でも、どうすれば横断歩道を渡るとき、ドライバーさんが止まってくれるのかについて考えてきました。
フルバックとしては、「歩行者側も渡りたい意思を伝えることが大切」ではないかという仮説をたてておりましたが、この度、三重県警様も調査(三重県内4ヶ所での調査結果)して下さったのでご報告致します。
信号機のない横断歩道における車の一時停止率の検証結果
①「手を上げない」横断の停止率、37.4%
②「手を少し上げる」横断の停止率、85.1%
つまり、横断歩道を渡るときは、歩行者側がその意思を伝えると、ほとんどのドライバーさんが止まってくれるということです。
JAFの調査では、横断歩道に歩行者がいても一時停止をしない理由として、約4割のドライバーが「歩行者が横断するかどうかわからない」という回答があったとのこと。
個人的には気づいていたのなら止まってあげればいいのに、と思う気持ちはありますが、少し手を上げるという勇気を出せば、これだけ結果が違ってくるのですね・・・。
そんなこともあってか、『交通の方法に関する教則』と『交通安全教育指針』が改正され、『横断するときは、手を上げるなどして運転者に対して横断する意思を明確に伝えるようにすべき』との記載が追加されたそうです。
子供だけでなく、全ての歩行者が『横断する意思を運転者に示すこと』が必要というわけですね。
ちなみに「交通の方法に関する教則」は、国家公安委員会が道路交通法の解釈を一般向けにわかりやすく示す目的でつくった、全ての交通安全教育の典拠ともいえるテキストのこと。
2021年春、ここに「横断歩道で手を上げる」の記載が、43年ぶりに復活しました。
復活ということは、昔は「手を上げる」という記載があったということですが、なぜか教則から削除されたそうです。
また、三重県警察ではハンドサインキャンペーンというのを実施していますので、皆さんも横断歩道を渡るときは積極的に手を上げましょう!
小学生のように元気よく手を上げるのが恥ずかしい方は、少しでいいので手を上げ、その意思をドライバーさんに伝えましょう。
あと、「車が止まってくれたら、ありがとう」という意思を伝えることも大切です(^o^)
お互いが気分良くなるよう、感謝の気持ちも忘れてはいけません。
では、今日もどうぞご安全に!
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